街情報・シンボル[ハチ公]

東京都渋谷区道玄坂１丁目

街情報・シンボル[ハチ公]

駅のシンボル[ハチ公]
秋田犬のハチは1924年から東京帝国大学農学部の教授、上野英三郎に飼われることになった。
上野の存命中は、玄関先や門の前で上野を見送り、時には最寄駅である渋谷駅まで送り迎えすることもあった。
1925年5月に上野が急逝した後も、毎日渋谷駅前で主人の帰りを待ち続けたとされ、時には邪険に扱われたりもしたが、斎藤弘吉氏による東京朝日新聞の記事により世間一般に知れ渡った。
その後、主人を慕うハチの一途な姿は人々に感銘を与え、「忠犬」と呼ばれるようになった。
ハチ公像はハチ公が生きている間に作られた話。
大概の銅像主はその殆どが死んだ後に功績を讃え建てられるケースが一般的だが、ハチ公は「ハチ公像」の除幕式に立ち会ったのだった。
1935年13歳でこの世を去ったハチ公は現在、剥製となって上野国立科学博物館に保存されている。
渋谷駅ハチ公口出て徒歩１分。